GitLabは、GitHabと似た機能を、自前のサーバに構築することのできる、オープンソースのパッケージです。最近のインストーラーは、Chefを使っているため、数少ないコマンドを実行するだけで、rubyや、rails、postgresなどのミドルウェアを自動でインストールしてくれるようになりました。そのため、あっさりとGitLabの環境を構築できます。


下記の情報を参考に、GitLab Community Editionをインストールしました。

Install a GitLab CE Omnibus package on Centos6
https://about.gitlab.com/downloads/#centos6

【シンプル】CentOS6にGitLabを簡単にインストールして起動するまで
http://blog.ybbo.net/2015/03/15/how-to-install-gitlab-to-centos6/


実行した、コマンドの詳細は、下記です。


yum install curl openssh-server postfix cronie
/sbin/service postfix start
/sbin/chkconfig postfix on
# /usr/sbin/lokkit -s http -s ssh #iptablesを使用していない場合は、不要

curl https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash
yum install gitlab-ce

gitlab-ctl reconfigure
gitlab-ctl status

インストール後、ブラウザで、下記のURLにアクセスします。
http://[サーバのIPアドレス]/

デフォルトのログインアカウントは、下記となります。ログイン後に、パスワードの変更を求められるので、適宜変更します。
Username: root
Password: 5iveL!fe


GitLabの設定の変更は、下記のファイルを編集します。

cp -rp /etc/gitlab/gitlab.rb /etc/gitlab/gitlab.rb.bak
vi /etc/gitlab/gitlab.rb

サイトのURL、外部smtpの利用、ユーザ認証の連携、httpsへの変更などを設定できます。
ファイルを修正後、下記のコマンドを実行することで、変更が反映されます。


gitlab-ctl reconfigure

なおGitLabは、それなりのサーバのスペックを要求します。画面の描写に時間がかかると感じた場合は、サーバのメモリサイズを増やすと、改善されます。